2021年春の年会

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2021年3月17日〜3月19日オンライン
日本原子力学会
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[2A15]5x5バンドル内の飽和プール沸騰における熱出力振動下のボイド率変動

*植田 翔多1、新井 崇洋1、古谷 正裕1、大川 理一郎1、宇井 淳1、白川 健悦1(1. 電中研)

キーワード:

5×5バンドル、飽和プール沸騰、ボイド挙動、サブチャンネルボイドセンサ、熱出力振動

軽水炉の事故進展解析において長期炉心冷却性を評価する観点から、事故後長時間が経過し炉心流量の停滞した炉内プール沸騰におけるボイド挙動を再現することも重要である。燃料集合体の熱的非均一性や熱出力の時間変動がある場合のボイド挙動は、減速材ボイド反応度フィードバックに影響するため、このような条件におけるバンドル内プール沸騰時の多次元沸騰挙動を把握する必要がある。本研究では、当所の軽水炉三次元熱流動実験設備(SIRIUS-3D)とサブチャンネルボイドセンサ(SCVS)を用いて、実機の燃料集合体を部分模擬した5×5バンドルにおけるボイドの時空間変動を計測した。本報では、5x5バンドル内飽和プール沸騰時に熱出力が振動する際のボイド挙動を熱出力一定条件における実験取得データと対比しその結果を報告する。