2022年秋の大会
2022年9月7日〜9月9日茨城大学日立キャンパス
2022年秋の大会
2022年9月7日〜9月9日茨城大学日立キャンパス
[1A12]炭酸カルシウムとのカラム共晶析法による淡水からの放射性ストロンチウム連続除去に及ぼす溶液混合法の影響
*市川 恒樹1,2、山田 一夫2(1. 北大、2. 国環研)
キーワード：
放射性ストロンチウム、共晶析、炭酸カルシウム、除染率、スタティックミキサー
放射性Srにより汚染されたCa2+イオンを含む淡水にNa2CO3溶液を混合して過飽和CaCO3水溶液としてCaCO3結晶を充填したカラムに通すと、CaCO3との共晶析によりSrが除去される。Sr除染率はCaCO3過飽和度と共に上昇するが、過飽和度は混合が完全であるほど高くなる。そこで、従来の噴流混合に加えて、スタティックミキサーによる混合を行ったところ、Sr除染率が向上し、かつ安定化した。