2022年春の年会
2022年3月16日〜3月18日オンライン
2022年春の年会
2022年3月16日〜3月18日オンライン
[2A07]KURNS-LINACパルス中性子源の時間分解能評価
*松尾 泰典1、堀 順一2、高橋 佳之2、八島 浩2、寺田 和司2、佐野 忠史1(1. 近大、2. 京大)
キーワード：
KURNS-LINAC、パルス中性子源、TOF法、パルス幅、時間分解能
KURNS-LINACの中性子飛行距離12.7mにおけるパルス中性子ビームの時間分解能を実験的に評価するため、181Ta試料の中性子捕獲率をTOF法を用いて測定した。 ビームのパルス幅を4μsec,1μsec,100nsec,33nsecと変更させ、各パルス幅で91～915μsec(1～100eV)間の共鳴捕獲測定値にガウスフィッティングすることで時間分解能を評価した。一例として、TOF時間203μsec(20eV)における時間分解能はパルス幅4μsecで1.0％,パルス幅33nsecで0.78%となった。