講演情報

[3B06]細孔充填型液体シンチレータを用いた核融合14 MeV中性子検出器の開発

*勅使川原 応恭1、高田 英治1、隅田 脩平2、篠原 孝司3,2、西谷 健夫4、小川 国大5,6、磯部 光孝5,6 (1. 富山高専、2. QST、3. 東大、4. 名大、5. 核融合研、6. 総研大)

キーワード:

核融合、高速中性子検出器、有機液体シンチレータ、Sci.Fi.検出器、パルス波形弁別

核融合プラズマ実験装置では、将来の核融合炉におけるD-T反応生成α粒子の挙動を推定するために14 MeV中性子の時間的、空間的な挙動が測定されている。このような測定では、中性子検出器としてシンチレーティング光ファイバ(Sci.Fi.)検出器やスチルベン検出器が用いられている。Sci.Fi.検出器は高速中性子に対する指向性、スチルベン検出器にはパルス波形による中性子-γ線弁別可能性という長所があるが、双方の特長を兼ね備えた検出器の開発が求められていた。そこで本研究では、金属に開けた細孔に液体シンチレータを充填した新しい検出器を提案する。密封γ線源や252Cf中性子源を用いた実験により、指向性および中性子-γ線弁別に関する基本的可能性を確認した。今後、14 MeV中性子に対する応答評価を行う予定である。