講演情報

[3B14]Compton-PETハイブリッドカメラを用いた診断治療核種同時撮像検証

*上ノ町 水紀1、大鐘 健一朗2、Zhihong Zhong2、島添 健次2、鎌田 圭3、高橋 浩之2、Yang Wang1、羽場 宏光1 (1. 理研、2. 東大、3. 東北大)

キーワード:

Comptonイメージング、PETイメージング、多核種撮像、At-211

近年、放射線治療の一種である内用療法では標的アルファ線治療が注目を集めており、211Atは将来有望な治療用アルファ線放出核種の一つである。一方、新規治療薬の開発において、核医学で用いられている診断核種と新規治療核種の同時撮像は、新規薬剤の体内での挙動や集積の適格性を評価する上で有用な手段となることが期待される。そこで本研究では、幅広いエネルギーのガンマ線イメージングが可能なComptonイメージングと高感度かつ高分解能なPETイメージングを組み合わせたCompton-PETハイブリッドカメラを用いて治療核種(211At)と診断核種(18Fと111In)の同時撮像の検証を行った。具体的には8x8アレイの高エネルギー分解能GAGGとsilicon photomultiplierを用いた厚さ1.5 mmの散乱体と厚さ9 mmの吸収体で構成したコンプトンカメラをリング状に8台配置したイメージングシステムを構築し、撮像試験を行った。