2024年春の年会

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2024年3月26日〜3月28日近畿大学東大阪キャンパス
日本原子力学会
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[1A11]14CO2汚染コンクリートの減容化(4) すりもみ後の骨材表面からの付着物の除去

*中島 均1、木下 哲一1、齋藤 亮1、竹下 隼人1、﨑田 晃基1、鳥居 和敬1、佐々木 勇気1、半沢 守1(1. 清水建設)

キーワード:

汚染コンクリート、すりもみ、付着物除去、除染係数、粗骨材

原子力発電所では長期間の運転中に発生した14CO2がコンクリートに吸収され、廃止措置時には莫大な量の14CO2汚染コンクリートが排出される。14CO2はモルタル部分に存在しているので、すりもみにより骨材とモルタル微粉に分離することで廃棄物の減容化ができる。すりもみ後の骨材表面にはモルタル分や微粉が付着しており、これらを効率よく除去することで除染係数も増加する。水による洗浄、エアー吹付けによる洗浄、希塩酸を用いた洗浄によりすりもみ後の骨材表面の付着物の除去を試みた。各手法による除染係数の向上について報告する。