講演情報

[1D15]1F固体廃棄物の合理的管理に向けた検討(2)ALPSスラリーの合理的管理に向けた検討の目的と廃棄物性状

*池田 孝夫1、天野 光喜1、小林 将基1、深谷 友紀子2、横田 英幸3、浅野 恭一3、小畑 政道3、加藤 和之4、吉岡 龍司4、金子 龍4 (1. 日揮、2. 日本エヌ・ユー・エス、3. 東電HD、4. 原賠機構)

キーワード:

炭酸塩スラリー、鉄共沈スラリー、廃棄物性状

ALPSスラリー(炭酸塩スラリー、鉄共沈スラリー)は、1F水処理二次廃棄物の発生量に占める割合が大きい。また、安定化を図る方策が具体化されつつある。そこで、優先して、保管・処理・再利用・処分に至る具体的な管理方策(廃棄物ストリーム)を検討している。まず、性状の整理に取り組んだ。ALPSスラリーの含有放射能量はSr-90が大部分を占め、次いでCs-137が多い。Sr-90の濃度は2峰性の分布を示しており、これは上流工程での処理方法の変更によるものと推定される。処分に影響の大きいC-14及びI-129は含有量が限られていると推察される。ALPSスラリーは凝集沈殿処理により発生するため、化学的には炭酸塩及び水酸化鉄が含まれる。また、初期に海水を冷却用に使用したことから、塩分濃度が高いスラリーも存在する。なお、ALPSスラリーの性状は分析の途上にあり、今般の性状整理結果は更に更新されていくことに留意する必要がある。

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