講演情報
[2B13]乾式再処理使用済塩のゼオライトによる処理技術の開発(9)共存する希土類元素がゼオライトによるアルカリ土類元素の吸着挙動に及ぼす影響のモデル化
*魚住 浩一1、稲垣 健太1、小藤 博英2 (1. 電中研、2. JAEA)
キーワード:
乾式再処理、使用済塩処理、ゼオライト、ストロンチウム、セリウム
乾式再処理で生ずる使用済塩のゼオライトによる処理技術開発の一環としてこれまでに実施した浸漬試験では、一旦ゼオライトに吸着されたSrが塩中に共存するCeの吸着に伴って塩中に放出され、最終的なSrの平衡吸着量が1/10程度に減少する現象が確認されている。本挙動を理解するため、ゼオライトに吸着されたCe量が一定のしきい値に達すると、ゼオライトに吸着されるSrの量が低下するというモデルを構築した。ここで、上記のしきい値は実験結果へのフィッティングにより求めることとした。その結果、塩中のCeおよびSrの濃度が濃い場合と希薄な場合の双方の試験結果を再現可能なしきい値を見出すことができた。なお、いずれの場合もCe吸着量の増加に伴いゼオライトからSrが放出される際のSr吸着量の低下が実験では計算よりも遅く、Ceの吸着とSrの放出が逆方向に進むことで、Srの放出速度が遅くなっていることが示唆された。
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