講演情報

[1G10]MA核種の核分裂反応データの精度向上に関する研究(II)(4) KURNS-LINACを用いた反跳陽子型中性子検出器システムの特性測定

*堀 順一1、寺田 和司1、八島 浩1、高橋 佳之1、木村 敦2 (1. 京都大学、2. 原子力機構)

キーワード:

核分裂中性子、反跳陽子型中性子検出器、高濃縮ウラン、ライナックパルス中性子源

新型炉開発に必要になるMA(マイナーアクチノイド)核種の核分裂断面積の精度向上を目指し、MA試料からの崩壊α線の影響を受けずに核分裂断面積データを高精度に測定できる技術を開発するための研究開発事業を行っている。本講演では、本事業において開発した反跳陽子型中性子検出器システムの性能を評価するために、京都大学複合研ライナックのパルス中性子源を用いて行った特性測定の結果を報告する。高濃縮ウラン試料に対する核分裂中性子測定を行ったところ、中性子とガンマ線の弁別を行うことにより、U-235からの核分裂中性子とU-238からの捕獲ガンマ線を適切に弁別できることを明らかにした。また、本検出器システムの検出効率についても数値計算により評価を行った。