講演情報

[2K13]ケア概念に基づく対話実践の再構築(1)研究計画の概要

*八木 絵香1、寿楽 浩太2 (1. 阪大、2. 東京電機大)

キーワード:

対話、ケアの倫理

本研究は、「ケア」の実践とは一見縁遠く見える大規模エネルギー施設の誘致・稼働・廃止プロセスにおいて生じる地域社会の「軋轢」と「ケアの不在」に着目し、地域レベルの対話実践の再構築を試みるものである。社会運動論や合意形成論に基づく従来型の対話実践は、当事者の痛みや関係性の分断に十分に対処しきれず、その結果として「軋轢」が温存・再生産されてきたという課題を抱えている。これに対し本研究は、ケアの倫理の視座を導入し、住民と技術者の双方に応答する対話空間の設計、およびそのための方法論と評価指標の構築を実践的に探究する。