講演情報

[2K16]原子力発電における非実質的回答の世論推定への影響

*田邊 理子1、伊藤 和哉1、高嶋 隆太1 (1. 東京理科大学)

キーワード:

原子力、世論、非実質的回答、ロジスティック回帰分析、カイ二乗検定

原子力エネルギー政策の検討において,世論の正確な把握は重要であり,その手段として用いられる社会調査では,「わからない (Don’t Know : DK)」 を設けるべきかどうかは重要な論点のひとつである.また,従来の研究では「DK 回答」や「無回答」といった非実質的回答は分析から除外されることが多かったが,近年はそれらを意味のある回答として扱う必要性が指摘されている.そこで本研究では,DK選択肢の有無が世論推定に与える影響を,ロジスティック回帰分析及びカイ二乗検定を用いて分析した.分析の結果,全体として大きな影響は確認されなかったが,一部の属性において,DK選択肢の有無によって世論が異なることが認められた.