講演情報
[6]生物気候学的観点に基づく土地・建物被覆改善の方策-パリ市の取り組みを事例として
○松田 道樹1、似内 遼一2、真鍋 陸太郎3、村山 顕人1、小泉 秀樹1 (1. 東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻、2. 東京理科大学 経営学部 国際デザイン経営学科、3. 東京大学大学総合教育研究センター)
キーワード:
土地・建物被覆、気候変動、生物多様性、生物気候都市計画ローカルプラン(PLUb)、パリ
世界的に、都市における気候変動適応と生物多様性保全の取り組みの必要性が増している。こうした中、欧米各国で着目されているのが、土地や建物の「被覆」の改善である。そこで本研究では、パリ市に着目して、生物気候学的観点に基づく土地・建物被覆の改善に向けた都市計画・戦略的計画・プロジェクトの一連の方策の構造を、文献調査・インタビュー調査・実地調査を組み合わせて、分析した。その結果、パリ市が政府の政策と自らのコンテクストを踏まえて、新たな都市計画「生物気候都市計画ローカルプラン(PLUb)」を策定し、被覆のあり方を定量的・定性的・空間的に提示していることが明らかとなった。また、パリ市が、都市計画・戦略的計画・プロジェクトを連携させ、公共空間の被覆を改善させようとしていることが読み取れた。
