講演情報

[10]地方主拠点型二地域居住の促進策と地域特性の関係性に関する研究-東京都区部と地方部間の二地域居住に着目して

○中村 悠哉1、岡田 潤2、出口 敦2 (1. 森ビル株式会社、2. 東京大学大学院新領域創成科学研究科)

キーワード:

多拠点生活、関係人口、移住、ライフスタイル、官民連携

本研究は、東京都23区と地方部自治体の間における地方主拠点型二地域居住のポテンシャルを評価する指標を構築し、地域特性と促進策の関係性を明らかにすることを目的とした。移住および関係人口に関する指標を組み合わせ、主成分分析およびクラスター分析を行った結果、二地域居住に適した自治体は、東京への近接性ではなく、地域内の雇用・活動拠点性、地域運営力、生活基盤の成立といった特徴を有することが明らかとなった。さらに、推進自治体は「都心近接生活圏型」「観光地・リゾート地型」「バランス・実装対応型」の3類型に分類され、地域資源の構造や推進体制が類型ごとに異なることが示された。これにより、地域特性に応じた促進策の重要性が示唆された。