講演情報
[4]人口規模の比較からみるPark-PFIの特徴と傾向分析-85事例の立地特性・事業手法・施設計画に着目して
○栗栖 岳1、宋 俊煥1 (1. 山口大学大学院)
キーワード:
公募設置管理制度、人口規模、公募対象公園施設、特定公園施設、パークマネジメント、官民連携
Park-PFIの導入は人口規模と一定の関係があると考えられ、小規模自治体においても民間参入を促進し得る適切な手法の検討・整理は課題であるといえる。そこで本研究では、Park-PFIを導入した都市公園を対象に、立地特性・事業手法・施設計画の観点から類型化を行いその特徴と傾向を整理する。また、都市公園が立地する自治体の人口規模に着目した類型別比較分析により、人口規模別の民間参入の特徴と課題を明らかにすることを目的とする。立地特性・事業手法・施設計画を整理した結果をもとに都市公園を6つに類型化した。その後、類型と人口規模を比較することで、人口規模の大きい地域では、DID内の高い立地優位性を背景に民間参入が比較的活発であり、公園規模に応じて多様な整備が展開されるとともに、民間主体または官民連携による運営が成立しやすいことが確認された。また、人口規模の少ない地域では、都市部とは関係ない立地でPark-PFI事業が実施されている傾向があり、全体として民間参入が限定的であり、整備・運営のいずれにおいても行政関与の比重が高い類型である。一方で、公園規模や拠点性など、条件を備えた公園では、複数民間参入による事業展開が成立する可能性が確認された。
