講演情報

[78]市街化調整区域における産業用地の分類と評価に関する研究-群馬県前橋市を対象として

○戸村 昂太郎1、森田 哲夫2 (1. 前橋工科大学大学院、2. 前橋工科大学)

キーワード:

市街化、調整、区域、土地、利用、都市、構造、産業、用地、GIS

日本では、産業用地がひっ迫することにより、市街化調整区域内に産業施設が立地するケースが増加していることを背景に、現行の産業施設立地誘導措置の課題を明らかにすることを目的としてGISデータを用いた分析を行った。その結果、市街化調整区域内の産業用地は、公共交通機関へのアクセスが限られる都市郊外部に位置していることが多いことや、高速道路のインターチェンジや工業団地の近くに開発される傾向があり、これにより自動車への依存度が高まり、コンパクトシティの実現が困難になることが示唆された。また、産業用地が住宅地や良質な農地と重複するケースも見られ、現行の立地誘導措置では、集約型都市構造形成や居住環境への影響、農地への影響が十分に考慮されていないことが明らかとなった。この分析結果が、今後の工業用地立地に関する政策設計の改善に寄与することが期待される。