講演情報
[60]欧州での評価指標に基づくわが国のサイクルトレインの特徴の分析
○鈴木 美緒1、饗庭 陽輝2 (1. 東海大学、2. 静岡県庁)
キーワード:
サイクルトレイン、地域鉄道、評価指標
本研究は、欧州で用いられるECFの評価指標を基に、日本のサイクルトレイン75路線を定量評価し特徴を明らかにしたものである。分析の結果、日本は「1両あたりの積載スペース」や「追加料金なし」という料金制度で高い評価が得られる一方、「多言語対応」や「予約方法」「Web・アプリの機能性」などの情報提供面が総じて低いことが判明した。また、自転車輸送を利用者の権利として制度化する欧州に比べ、日本では基準が統一されておらず、路線ごとの差が大きい。今後は日本の鉄道事情に即した評価指標の再検討や、情報提供の改善、地域特性に応じた役割分担が求められる。
