[1OB-07]ヒト生細胞内核酸の構造ダイナミクスのin-cell NMR法による解析
*山置 佑大1,2、永田 崇1,2、近藤 敬子1、阪本 知樹2、Eladl Omar2、片平 正人1,2(1. 京都大学エネルギー理工学研究所、2. 京都大学エネルギー科学研究科)
キーワード:
核酸構造、グアニン四重鎖構造、in-cell NMR、構造ダイナミクス、分子込み合い
細胞内は分子込み合い環境であるため核酸の塩基対の開閉運動が試験管内とは異なると考えられてきたが、証明された例はなかった。本研究では、in-cell NMR法によって、ヒト生細胞内と試験管内における核酸構造中の塩基対開裂速度を比較することで、細胞内では試験管内に比べ、より頻繁に塩基対が開裂することを明らかにした。さらに、細胞内蛋白質との相互作用が開裂促進の一因であることを示した。