講演情報

[1PB-30]逆電子要請型Diels-Alder反応を利用した脂肪滴染色および脂肪滴動態の長時間イメージング

*有賀 隆世1、塩谷 大1、多喜 正泰2、伊吉 祥平3、山口 茂弘1,2 (1. 名大院理、2. 名大ITbM、3. 名大院医)

キーワード:

蛍光イメージング、脂肪滴、クリックケミストリー、脱分化、脂肪酸代謝

従来の脂肪滴蛍光プローブは時間経過に伴い細胞外へと排出され、蛍光シグナルが減少するため長時間の観察が困難であった。そこで、プローブにテトラジン部位を導入することで、脂肪滴中のアルケン部位と逆電子要請型Diels-Alder反応が進行し細胞内の色素固定化が可能であると考えた。実際、テトラジン部位を導入したプローブを作用したところ、細胞内保持能の劇的な向上がみられ脂肪滴挙動の長時間観察が可能となった。