日本機械学会 第104期流体工学部門講演会

募集要項・募集テーマ

募集要項

  • 流体工学全般にわたるオーガナイズドセッションおよび一般セッションの研究発表を募集します.
  • 発表形式は対面での口頭発表です.
  • 発表は原則として一人1件のみとなります.
  • 使用言語は日本語または英語です.
  • 講演申込締切:2026年7月10日(金) 
  • 講演申込締切日以降の登録はできません.

オーガナイズドセッション(OS)

オーガナイズドセッションとオーガナイザー一覧

OS01 非ニュートン流体の流動現象

オーガナイザー:日出間るり(名古屋大学),堀本康文(近畿大学) ,岩田修一(名古屋工業大学)

高分子,界面活性剤,微粒子,泡,液晶など,流体内部に溶媒よりも大きな構造を持つ流体は非ニュートン流体や複雑流体と呼ばれ,観察する時間,流動場の長さスケール,印加する応力に依存する,複雑な流動挙動を示します.非ニュートン流体や複雑流体は様々な産業で用いられることから,その流動挙動解明は,学術的な意義と,産業の高効率化や高精度化に結びつく意義があります.本OSでは,非ニュートン流体や複雑流体の流動挙動解明,流動特性の計測技術,解析手法,応用研究など,幅広い話題を募集します.

 

OS02 噴流,後流およびはく離流れ現象の探求と先端的応用

オーガナイザー:西尾悠(成蹊大学),難波江佑介(東京理科大学),秋元雅翔(日本大学),渕脇正樹(九州工業大学)

本OSでは,噴流,後流,およびはく離流れに関連する流動現象について,基礎的理解から先端的応用までを対象とし,大学,産業界,および関連分野の研究者・技術者の間で活発な情報交換を行います.研究キーワードとしては,混合・拡散特性,空力騒音,渦流れ,空力抵抗低減,はく離制御などが挙げられます.さらに,これらに関わる計測技術,理論,数値流体解析法,データ駆動モデル,機械学習などを組み合わせた新たな流動制御・解析アプローチに関する発表も歓迎します.

 

OS03 管内流・内部流

オーガナイザー:早水庸隆(米子高専),アシュラフル・アラム(大阪産大),塚原隆裕(東理大)

本OSの分野は広く,たとえば管内流,ポンプ,マイクロチャネル内部の流れなど周囲を壁面で囲まれた流れ全てを対象とします.本OSでは,管内流・内部流に関する実験や数値計算などの講演発表を幅広く受け付けます.

 

OS04 流れの制御・抵抗低減

オーガナイザー:小方聡(都立大),玉野真司(名工大),岩本薫(農工大),田中博人(科学大)

本オーガナイズドセッション「流れの制御・抵抗低減」では,流れの制御および抵抗低減に関する最新の研究成果を広く募集します.乱流制御,境界層制御,剥離抑制,摩擦・抗力低減といった基盤的課題に加え,流れ制御を通じた伝熱制御・伝熱促進などの関連研究も対象とします.応用分野は,流体機械・輸送機器からエネルギー・環境分野まで多岐にわたります.手法についても,実験,数値解析,理論研究に加えて,AI・最適化手法を活用した研究,さらには萌芽的アイデアや挑戦的なアプローチまで幅広く歓迎します.活発な議論を通じて,本分野のさらなる発展と新たな展開を切り拓くことを目指します.

 

OS05 気泡・液滴・界面

オーガナイザー:津田伸一(九州大学),田川義之(東京農工大学),小笠原紀行(大阪公立大学),真田俊之(静岡大学),小林一道(北海道大学)

気泡や液滴は,身近に観察される流体現象であると同時に,機械工学が範疇とする様々な機器において複雑な流動様相を呈しております.また,気泡や液滴の界面 は自由境界条件を成すとともに,質量・運動量・エネルギーの各輸送を特徴づける極めて重要なキーワードです.本セッションでは,単一気泡や単一液滴はもちろんのこと,気泡群や液滴群を伴う混相流や相変化を伴うキャビテーション流れなど,気泡・液滴・界面を伴うすべての流体現象を対象とし,基礎から応用研究まで幅広く歓迎いたします.また,界面を伴う系に対する新規計測手法の開拓やAIなどを活用した斬新な解析手法の提案など,気泡・液滴・界面の各理解を深化させる新たな研究手法も対象といたします.

 

OS06 機能性流体を基盤としたフロンティア流体工学への新展開

オーガナイザー:高奈秀匡(東北大流体研),小原弘道(都立大),土井謙太郎(豊橋技科大),岩本悠宏(名工大)

電磁場や光,相変化等に応答し,機能性を発現する流体(機能性流体)の基礎から先進応用を含めた幅広い講演発表を募集します。

 

OS07 流体機械のEFD/CFD

オーガナイザー:渡邉聡(九州大学),山田和豊(福岡大学),宮川和芳(早稲田大学),藤澤信道(早稲田大学),冨田勲(三菱重工業),能見基彦(荏原製作所)

本セッションでは,民生機器からインフラ設備,航空宇宙分野,医療機器分野など,様々な分野で重要な役割を担っている流体機械について,数値流体力学(CFD),実験流体力学(EFD)に加えて,最適化技術,AI・機械学習等の最新の技術を活用した研究,機器の高性能設計・開発,複雑流動現象の解明・制御,振動・騒音,流体関連振動,運転・状態監視などの課題に取り組む研究発表を広く募集しています.

 

OS08 空力音源の形成メカニズムと空力騒音

オーガナイザー:佐々木壮一(長崎大学),鈴木康方(日本大学),横山博史(豊橋技科大学)

流体の運動に起因する空力音源の形成メカニズムの解明,および空力騒音の予測と制御に関する研究成果を広く募集します.おもな対象は,渦運動や乱流構造による空力音源の形成メカニズムの解析,はく離流れや干渉によって発生する空力騒音に関する理論的・実験的研究です.また,近年の計算機能力向上に伴う高精度なCFD・CAAや,データサイエンスを用いたAIによる解析の進展についても議論します.航空機,高速鉄道,自動車,流体機械など,広範な工学分野における空力騒音の予測と制御が産業界の課題となっています.基礎から応用まで,産学の枠を超えた議論を通じて,次世代の静粛化技術の発展と学術基盤の深化を目指します.

 

OS09 再生可能流体エネルギーの利用技術

オーガナイザー:鶴若菜(佐賀大学),鎌田泰成(三重大学),飯尾昭一郎(信州大学),片山雄介(早稲田大学),高尾学(松江工業高等専門学校)

本オーガナイズドセッションでは,風力,水力,波力,潮流の分野を中心とした,再生可能流体エネルギー利用技術に関する最新の研究成果発表を広く募集する.再生可能エネルギーの利用拡大とエネルギー安定供給の観点から,流体エネルギーの高効率化・信頼性向上は重要課題である.本セッションでは,再生可能流体エネルギーに関する流体機械の基礎的な流動特性の解明,設計理論,性能評価,数値解析・実験計測,システム最適化および実証研究等までを広く包含し,分野横断的議論と技術発展の促進を図る.

 

OS10 カーボンニュートラルに貢献する流体技術

オーガナイザー:小山泰平(東芝),出川智啓(名古屋大学),山根善行(IHI

カーボンニュートラル達成に資する流体工学の成果を募集します.流体機械の高性能化や最適化,各種流体関連機器の省エネ技術・高効率化,熱交換器・配管の熱流動改善,抵抗低減,乱流制御,多相流,CFD,実験など幅広い分野を対象とします.

 

OS11 現代高等数学援用解析の流体工学への活用

オーガナイザー:高梨和光(NPO法人環境防災コンシェルジェ,中央大学客員研究員)

講演発表の分野:乱流理論,フラクタル構造,乱流定数,乱流モデル,拡散問題,生成AI

流体工学は数学との縁が深く,お互いに関連しあいながら発展してきた経緯がある.特に,現代数学の分野では従来の数学とは異質と思える程,その進捗は著しく,∞圏論,代数幾何,複素解析,ラフパス確率理論,正規化くりこみ理論,トポロジー代数,ホッジ構造,指数定理や情報・生成AI等が連携しながら,「解析」,「幾何」と「代数」を統合する思考が出て,物理現象への解明する取り組みがなされてきている.同様に,これらを活用することで,流体の挙動の理解を深め,乱流現象の解明や流体工学に資する取り組みを検討する.

 

OS12 企業連携・産学連携による流体技術開発

オーガナイザー:小山泰平(東芝),出川智啓(名古屋大学),吉村一樹(日立製作所)

企業連携・産学連携を通じた流体技術開発の取組や成果を募集します.流体機械の高性能化や最適化,各種流体関連機器の省エネ技術・高効率化,熱交換器・配管の熱流動改善,抵抗低減,乱流制御,多相流,CFD×実験,データ駆動設計,MBD,デジタルツインなど幅広い分野を対象とします.なお,新規性についての公開が難しい内容,または既発表の内容を基にした場合には,予稿を1枚のエクステンデッド・アブストラクトとすることにより,機械学会への著作権譲渡を不要とします.その際,提出資料には必ず出典元を明記し,著作権上の問題がないこと,および企業の製品紹介に該当しない内容であることにご留意ください.

 

一般セッション(ゼネラルセッション)(GS)

(OSに移動する場合があります)