セッション詳細

[B1](ワークショップ) スマート・プランニングのための地理空間情報と全国擬似人流データの利活用1

2024年10月26日(土) 9:00 〜 10:40
B会場(セミナー室1+2)
座長:龐 岩博(東京大学)
近年、少子高齢化や人口減少による人口構成の変化に伴い、より精緻な都市計画が求められています。そのため、人々の動きを詳細に把握し、都市計画を最適化することが重要です。しかし、個人情報保護の観点から大規模な人流データの公開には様々な制限があります。この問題を解決するために、実データの代わりに擬似データの作成と利用が注目されています。
 私たちは「擬似人流」というプロジェクトを立ち上げ、実世界の人々の動きを再現することで、都市計画や交通計画など公益に役立つ基礎データを提供することを目指しています。本ワークショップでは、スマート・プランニングにおける地理空間情報と全国擬似人流データの活用方法について、最新の研究成果や実践例を紹介し、データ利活用のハンズオンセッション、また都市計画シミュレーションを実践し、擬似人流データの具体的な活用法を探ります。ディスカッションを通じて得られた知見を共有し、参加者間での意見交換を促進します。
 研究者、実務者、学生など、都市計画やデータサイエンスに関心のある方々にとって、有益な内容となっています。スマート・プランニングの実現に向けた第一歩を、一緒に踏み出しましょう。

[B1-01]企画セッション