講演情報
[OS08-3]血液内科ひとすじの私 -訪問看護師としてここに立つ意味-
山田 なつみ (訪問看護さくらステーション)
2015年 日本赤十字北海道看護大学 卒業
北見赤十字病院 血液内科
2021年 札幌北楡病院 血液内科 造血幹細胞移植病棟
2024年 訪問看護さくらステーション
北見赤十字病院 血液内科
2021年 札幌北楡病院 血液内科 造血幹細胞移植病棟
2024年 訪問看護さくらステーション
在宅にて血液疾患の診断・治療・緩和ケアまで一連を担う診療所は限られ、そのチームに血液内科経験のある訪問看護師が関わることは稀である。血液疾患の治療やケアにおいて、血液内科経験のある看護師の専門的視点の重要性が報告されているが、多くは病院からの報告であり在宅医療でのその有用性は明らかではない。本講演では血液疾患に関わる在宅チームにおける、血液内科経験のある訪問看護師の役割について、演者の経験に基づき発表する。
演者の看護研究により、血液疾患患者は治療選択や、遠方の造血幹細胞移植施設への転院・生活環境の変化、家族と離れること、に大きな心理的負担を抱えることが明らかとなり、それを踏まえた看護・意思決定支援を、との思いから、演者は造血幹細胞移植も含め血液内科病棟で勤務をしてきた。さらに、個々の価値観に基づいた、治療中から治療後も含めた連続性のある長期的な生活支援の重要性を感じ、血液疾患の特殊性を理解した訪問看護師として現在は在宅医療に携わっている。
訪問看護師として、血液疾患患者のケア・生活支援、および在宅輸血や在宅化学療法、緩和ケア、に関わっている。血液疾患の在宅医療のハードルとして免疫不全や血球減少があるが、現場の最前線として、生活の場での易感染性に対する予防策の指導や早期発見、貧血症状や出血リスクの判断と安全な輸血の実施、造血幹細胞移植後の移植片対宿主病も含めた管理・早期治療介入の要否の判断、などを行いこれらの情報をチーム内で迅速に共有することで血液疾患の在宅医療の実現に寄与している。また、血液疾患は目に見えにくい疾患で患者の理解や受け止めに時間を要す特徴があり、自宅生活の中で揺れ動く思いを繰り返し整理し納得した人生の選択に至るよう在宅医療チームで支えている。
血液疾患患者のために「在宅医療と病院のかけ橋となる」、これが今私が訪問看護師としてここに立つ意味である。
演者の看護研究により、血液疾患患者は治療選択や、遠方の造血幹細胞移植施設への転院・生活環境の変化、家族と離れること、に大きな心理的負担を抱えることが明らかとなり、それを踏まえた看護・意思決定支援を、との思いから、演者は造血幹細胞移植も含め血液内科病棟で勤務をしてきた。さらに、個々の価値観に基づいた、治療中から治療後も含めた連続性のある長期的な生活支援の重要性を感じ、血液疾患の特殊性を理解した訪問看護師として現在は在宅医療に携わっている。
訪問看護師として、血液疾患患者のケア・生活支援、および在宅輸血や在宅化学療法、緩和ケア、に関わっている。血液疾患の在宅医療のハードルとして免疫不全や血球減少があるが、現場の最前線として、生活の場での易感染性に対する予防策の指導や早期発見、貧血症状や出血リスクの判断と安全な輸血の実施、造血幹細胞移植後の移植片対宿主病も含めた管理・早期治療介入の要否の判断、などを行いこれらの情報をチーム内で迅速に共有することで血液疾患の在宅医療の実現に寄与している。また、血液疾患は目に見えにくい疾患で患者の理解や受け止めに時間を要す特徴があり、自宅生活の中で揺れ動く思いを繰り返し整理し納得した人生の選択に至るよう在宅医療チームで支えている。
血液疾患患者のために「在宅医療と病院のかけ橋となる」、これが今私が訪問看護師としてここに立つ意味である。
