講演情報
[SY07-1]「のみこみ安心ネット・札幌」での食支援地域コーデイネーターの養成
橋本 茂樹 (札幌渓仁会リハビリテーション病院)
1989年 医療法人敬和会・時計台病院勤務(リハ科医長⇒リハ部長)
1996年 登別厚生年金病院勤務(リハ部長)
2007年札幌西円山病院(リハ科主任診療部長)
2017年6月札幌渓仁会リハビリテーション病院開院:
副院長/臨床統括センター長
2022年4月札幌渓仁会リハビリテーション病院:院長
1996年 登別厚生年金病院勤務(リハ部長)
2007年札幌西円山病院(リハ科主任診療部長)
2017年6月札幌渓仁会リハビリテーション病院開院:
副院長/臨床統括センター長
2022年4月札幌渓仁会リハビリテーション病院:院長
地域包括ケアで大切なことは、在宅での生活における「活動性の維持」と「栄養・食の管理」だと考える。この2つの地域でのアプローチがうまくかみ合うことで、フレイルな高齢者においても「在宅・時々病院」のサイクル維持が可能になる。また、「口から食べる」という私たちにとって通常のあたりまえの営みを可能にしてくれる。 2013年2月「札幌摂食嚥下リハビリテーション研究会」(のちに「のみこみ安心ネット・札幌」に名称変更)を有志で立ち上げ、食支援・摂食嚥下・肺炎予防にかかわる会として活動を開始した。医療・福祉関係の人達に、「食」の重要性を啓発し、高齢者等への食支援の地域力向上に活動ベクトルを向けた。食支援の地域力向上のために「食支援コーデイネーター」を養成することも視野に入れた活動であった。 最終的に世話人は医師、歯科医、看護師、リハビリテーション療法士、栄養士、歯科衛生士、ケアマネジャー、ホームヘルパー、歯科技工士、薬剤師と多彩な分野から人選し、他職種での運営を行った。2018年8月までの5年余りで11回の研修会と6回の症例検討会を行った。食支援コーデイネーター養成では、研修会参加者から希望者を募り、研修会6回、症例検討会2回参加した方に、試験を受けていただく予定であったが、2018年9月の胆振東部地震、そして新型コロナ感染症拡大がつづき、試験を実施できずに終わってしまった、しかし、コーデイネーター候補者たちが札幌の各地にて、食支援の地域活動の核として活動してくれた。 また「のみこみ安心ネット・札幌」の活動の一環として、札幌全10区のそれぞれのケア連絡会に赴き、地域での食支援体制構築の重要性のミニ講演を行って回った。いくつかの区には摂食嚥下・食支援に協力してくれる病院もできた。札幌における「食支援の地域力」の基礎を作った活動となった。
