講演情報
[SY09-8]仕事の話をしない10分間
質問カードを使ったペア雑談でチームの空気が変わった話
木村 勇樹 (訪問看護ステーション医ごころ千種)
平成15年:看護師免許取得。
平成15年~平成23年:総合病院にて救命病棟勤務後、一旦看護職から離れ、会社員として教材販売、コーヒーマシン販売、ホテル営業職を経験し、医療現場と会社組織で働く視点の両面を学ぶ。再び看護職として訪問看護に従事するものの、看護師経験の少なさから在宅看護の難しさを知る。
平成23年~令和4年:総合病院にて急性期・慢性期医療に従事し、看護師経験を積むとともに、多職種連携や継続的支援の重要性を経験。
令和4年~令和6年:複数の訪問看護ステーションにて在宅看護を経験し、地域や事業所ごとの運営・チーム特性に触れる。
令和6年~現在:訪問看護ステーション管理者として、看護業務に加え、スタッフ間のコミュニケーションやチームづくりに取り組んでいる。
平成15年~平成23年:総合病院にて救命病棟勤務後、一旦看護職から離れ、会社員として教材販売、コーヒーマシン販売、ホテル営業職を経験し、医療現場と会社組織で働く視点の両面を学ぶ。再び看護職として訪問看護に従事するものの、看護師経験の少なさから在宅看護の難しさを知る。
平成23年~令和4年:総合病院にて急性期・慢性期医療に従事し、看護師経験を積むとともに、多職種連携や継続的支援の重要性を経験。
令和4年~令和6年:複数の訪問看護ステーションにて在宅看護を経験し、地域や事業所ごとの運営・チーム特性に触れる。
令和6年~現在:訪問看護ステーション管理者として、看護業務に加え、スタッフ間のコミュニケーションやチームづくりに取り組んでいる。
在宅医療の現場では、限られた時間の中で多職種・多様なスタッフが協働するため、スタッフ間のコミュニケーションの質がチーム運営や業務効率に大きく影響する。当ステーションでは、業務上のコミュニケーションエラーの背景に「互いをよく知らないこと」があるのではないかと考え、「仕事の話をしない10分間」を意図的に設ける取り組みを開始した。
具体的には、スタッフ2名が個室空間で10分間向き合い、質問カードを使ったペア雑談を行う。ルールは①時間を10分間に限定する、②質問カードを用いる、③話したくない内容は無理に話さなくてよい、の3点とした。質問カードは独自に約100枚作成し、「家族のこと」「もし1億円あったら何に使うか」「最近ちょっと嬉しかったこと」など、仕事に限らず多様な話題を含め、雑談が自然に生まれる工夫を行った。
スタッフ6名のため組み合わせは15通りとなり、2025年5月から12月までに計20回実施した。コミュニケーションの特性上、効果の定量化は困難であるが、「相手のことを以前より理解できた」「心理的距離が縮まったと感じる」といった感想が得られた。また、業務上の意見交換が活発になった印象があり、「相手が何を考えているかわからない」といった相談も減少傾向にある。
雑談という一見非効率に見える時間をあえて設けることで、チームの空気や関係性に変化が生じたと考える。コミュニケーションに終わりはないため、今後も本取り組みを継続し、チーム力向上につなげていきたい。
具体的には、スタッフ2名が個室空間で10分間向き合い、質問カードを使ったペア雑談を行う。ルールは①時間を10分間に限定する、②質問カードを用いる、③話したくない内容は無理に話さなくてよい、の3点とした。質問カードは独自に約100枚作成し、「家族のこと」「もし1億円あったら何に使うか」「最近ちょっと嬉しかったこと」など、仕事に限らず多様な話題を含め、雑談が自然に生まれる工夫を行った。
スタッフ6名のため組み合わせは15通りとなり、2025年5月から12月までに計20回実施した。コミュニケーションの特性上、効果の定量化は困難であるが、「相手のことを以前より理解できた」「心理的距離が縮まったと感じる」といった感想が得られた。また、業務上の意見交換が活発になった印象があり、「相手が何を考えているかわからない」といった相談も減少傾向にある。
雑談という一見非効率に見える時間をあえて設けることで、チームの空気や関係性に変化が生じたと考える。コミュニケーションに終わりはないため、今後も本取り組みを継続し、チーム力向上につなげていきたい。
