講演情報

[WS06-1]多職種の専門性を重視しながら管理栄養士の必殺技を磨く!

眞井 睦子 (栗山赤十字病院)
1989年 天使女子短期大学食物栄養学科卒業後、学士習得
2022年 天使大学大学院看護研究科博士前期課程(修士)卒業
2024年 天使大学大学院看護研究科博士後期課程(博士)在学中
1989年 中村記念病院入職2002年 栗山赤十字病院に入職し現在に至る。
【背景】在宅患者の疾患や生活状況、生活環境等は様々であり、抱える疾患や身体状況もそれぞれ異なる。私たち管理栄養士による在宅訪問栄養食事指導は、様々な状況下で多職種と情報交換を行いながら食事・栄養ケアを行っていく。今回、ICTツールを用いて多職種と連携し、同じ方向性を確認しながら援助していった終末期の患者と透析導入の患者について報告し、連携の大切さと、訪問管理栄養士としての専門性と必殺技は何かを検討したいと思う。【症例】80代、男性、O氏、要支援2、下部食道がん、肝転移。生涯独身であり、家事等も自身で行っている。K病院で入院中意思確認をし、最期まで自宅で生活したいとの希望有、食事・栄養ケア目的で訪問栄養食事指導を開始する。ICTツールを活用しながら、情報交換を行った。食道に挿入されたステント閉塞防止のため、食事の仕方と食材などを多職種と確認した。O氏は調理できるが、新しいメニューの提案を行うことで、食べる楽しみを広げていければと思い、援助を行った。60代、男性、S氏、透析導入中の患者。ICTツールを活用し、訪問看護師と情報交換を行い、水分管理を行っていった。【結果】O氏は、新しいメニューの提案により、料理の幅が広がった。S氏は、訪問看護師と協力し合うことで、体重マネジメントが可能となった。【考察及び結語】ICTツールを活用し、多職種と連携することで、共通意識を強化することができた。また、訪問管理栄養士として何が出来るかを見出すきっかけとなり、管理栄養士にしかできない技を研磨していくことが重要であると認識できた。