講演情報
[WS13-1]誰でも劇団ザイタク
カラオケで流れてくる歌詞に合わせて歌うように、音源に合わせて演じてみよう。
簡単で楽しい企画を地元に持って帰ろう。
太田 俊輔 (太田医院)
日本医師会認定産業医
もしバナマイスターNo.6
認知症サポート医
日本医師会認定健康スポーツ医
労働衛生コンサルタント
もしバナマイスターNo.6
認知症サポート医
日本医師会認定健康スポーツ医
労働衛生コンサルタント
時は2015年にさかのぼります。それまで私は在宅医療や看取りに対する市民への敷居の高さが課題だと感じていました。そんな時に新神戸オリエンタル劇場(現AiiA2.5TheaterKobe)で第6回近畿在宅医療推進フォーラムで劇団ザイタク特別講演を観たのです。劇という形式は縁起でもない話でも笑って観ることができるので、一般市民でもとっつき易く敷居が一気に下がります。しかもその学習効率は学習ピラミッドでも講義形式の6倍とされるほどです。 一方でこの劇では現役在宅医療従事者でもあるキャスト(出演者)の負担を減らすために、台本は大筋に留めて詳細は演者のアドリブに任せる方式でした。結果として本筋からゲスト(観客)の意識を逸らしがちでした。また上演時間が長くなりがちで、モチベーションの高くない市民には負担が大きいと感じました。 そこで劇形式とキャストの負担軽減は維持しつつ、台本がシンプルで上演時間が短い解決策を模索し続けていました。そんな中、近隣地域で活動する介護職たちのグループ「egaoプロジェクト」がめずらしい形式の劇を上演していることを知りました。「プレスコア」と言ってアフレコとは逆に、先に台本を録音して、その音源に合わせて身振り手振りで演じるものです。これならキャストが台本を覚えるのは通勤や訪問業務の移動中に音源を聞き流すので負担が少なくなります。ゲストにとっては音質が良くてシナリオが理解しやすくなります。おまけにキャストが喋らないことでキャスト同士の飛沫感染対策にもなります。台本も大幅に圧縮して24分の音源になったので、モチベーションが高くない市民にも敷居が低くなるし他の企画の前座にも使えます。 皆さんにはこのセッションに参加して実際に演じて実効性を感じていただき、自事業所や地元での企画に活用していただきたいと思います。
