会長挨拶
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第40回学術集会 会長 眞鍋 えみ子 (同志社女子大学看護学部 教授) | ![]() |
この度、第40回日本助産学会学術集会を、2026年9月5日(土)・6日(日)に京都の地で開催することになりました。2015年に我部山キヨ子先生が30周年の記念の学術集会を京都で開催され、10年後に40周年の学会を開催させて頂くことはこの上ない喜びです。
今回の学術集会のテーマは「助産マインドの継承 故きを尊び新しきに挑む研究・教育・臨床」です。マインドとは心、精神、意識、知性を意味しており、助産マインドは助産学の研究者、教育者、臨床家として、それぞれの視点やアプローチで、探求心を持ちながら物事に取り組む姿勢や考え方と考えています。人生100年時代においてベテラン世代の役割は、知識伝承や後進育成と考えます。そのなかで一人一人が助産学の知の発信者として、マインドをどのように伝えていくのか。一方、受信者は先任者のマインドを大切に継承し、さらに発展させるにはどうすればよいかを考える機会にしたいと考えております。特別講演、シンポジウム、交流集会、ハンズオンセミナーに加え、京都の伝統文化にも触れる学術集会となるようにプログラムを企画検討しております。40周年記念事業として多くの皆様に参加していただけるような楽しい試みも企画中です。
会場となる同志社女子大学は、2026年に創立150周年を迎えます。同志社の創立者である新島襄によって京都看病婦学校と同志社病院が1887年に設立されました。日本で2番目に歴史のある看護婦養成機関で、アメリカ人宣教師によって近代的な医療や看護が教授されました。後に同志社は経営上の問題から看病婦学校の経営を移譲し、それを譲り受けた医師・佐伯理一郎により京都産婆学校(後の平安産婆学校)が併設されました。このように看護師および助産師教育の志と伝統を継ぐ本学の節目と本学会の周年記念学会の一致に不思議なご縁を感じています。
京都といえば、歴史と伝統が息づく街並み、美しい自然、そして豊かな文化芸術です。世界遺産に登録されている寺社仏閣や、四季折々の風景、洗練された京料理など、多くの人々を魅了する街です。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

