講演情報
[R1-04]Precession electron diffraction法の鉱物への適用と評価
*三宅 亮1、瀬戸 雄介2、伊神 洋平3、大塚 真弘4 (1. 京大・院理、2. 神戸大・院理、3. 名大・未来研、4. 名大・院工)
キーワード:
プリセッション電子回折
微小鉱物の相の決定や対称性の議論に透過型電子顕微鏡(TEM)を用いた電子回折法がよく用いられる。近年、入射電子線を光軸に対して傾斜させ歳差運動させながら試料に照射し電子回折図形を取得するプリセッション電子回折(Precession electron diffraction: PED)法が注目されている。 これにより、動力学的効果を軽減できるとされている。そこで、本研究では、PED法を鉱物に適用し、一般的な制限視野電子回折(Selected-area electron diffraction: SAED)法との差や、シミュレーションとの比較などを行った。その結果、SAED図形に比べて、PED図形は、広角まで反射が得られていることがわかる。また、映進面の消滅則によって本来消える反射についても、SAED図形にくらべてPED図形では、強度が小さくなっていることがわかる。
