講演情報

[R4-08]ヒザラガイ類の歯舌内のマンガンに富む組織の鉱物学的研究

*市村 康治1、小暮 敏博1 (1. 東大・院理)

キーワード:

生体鉱物、マンガン、磁鉄鉱、電子線マイクロアナライザ、集束イオンビーム加工-透過型電子顕微鏡

ヒザラガイ類歯舌の歯の摂餌面下部に見出されるマンガンに富む組織の鉱物学的な分析を行った。Placiphorella stimpsoni中のこの組織は,鉄と銅とマンガンをそれぞれ50-55, 8-9, 4-7 wt%含んでいた。FIB-TEMの結果,10-30 nmのスピネル型結晶の集合体で構成されており,結晶の方位は無秩序であった。本研究により遷移金属と生体鉱物の形成の関連について新しい視点が得られることが期待される。