講演情報
[R4-12]サポナイトによるアンモニウム取り込み挙動
*徳門 弘都1、福士 圭介2、関根 康人3 (1. 金沢大学・院理、2. 金沢大学 環日本海域研究センター、3. 東京工業大学)
キーワード:
サポナイト、選択係数、セレス
層状構造を有するケイ酸塩鉱物であるサポナイトは、水中に存在する陽イオンを層間に保持する特性を持つ。近年の宇宙探査では小惑星セレスの表面上に、層間にNH₄⁺を保持するサポナイトが発見されている。そのため、このNH₄⁺型サポナイトは過去セレスに存在した海洋のNH₄⁺濃度を記録している可能性が高い。セレス初期海洋の水質を解明するためには、サポナイトのNH₄⁺取り込み挙動を理解することが必須条件である。しかし、サポナイトによるNH₄⁺取り込み挙動は検討例がほとんどない。そこで本研究ではNa⁺-NH₄⁺選択係数の測定を定量的に行い、非結晶性の高い合成サポナイトと結晶の天然サポナイトで比較する。また同様の構造を持つモンモリロナイトでも比較を行い、得られた結果からセレス初期海洋の溶液中NH ₄⁺濃度復元を試みる。
