講演情報
[R8-08]ひすい輝石岩の時間スケール問題:どれくらい前弧域マントルウェッジ深部に滞留できるか?
*辻森 樹1、古俣 利明1、岡 紘希 1、常 青2、青木 翔吾3、青木 一勝4 (1. 東北大学、2. JAMSTEC、3. 秋田大学、4. 岡山理科大学)
キーワード:
ひすい輝石岩、前弧域マントルウェッジ、大佐山蛇紋岩メランジュ、ジルコン、Ca角閃石
定常的な海洋プレートの沈み込み帯において、ひすい輝石岩の形成場となる前弧域マントルウェッジ深部はスラブとディカップリングしており、比較的低温の状態で蛇紋岩化したかんらん岩が滞留していると考えられている。西南日本のひすい輝石岩の解析結果、前弧域マントルウェッジ深部は高圧変成帯の上昇のような非定常的な地質イベントが起こらない限り、静的な状態を2億年近く保てる可能性を導いた。
