講演情報

[O2-01]通じることと分かり合うことは同じか
--記号的一致と表象的一致からみた共通基盤形成--

*山本 大暉1、森田 純哉1、東中 竜一郎2、竹内 勇剛1 (1. 静岡大学、2. NTT 株式会社)

キーワード:

共通基盤、非還元性、記号的一致、表象的 一致、創発コミュニケーション

本研究は,コミュニケーション成功率の上昇が内的表象の整合を保証するかを検証した。知覚側を更新する条件と言語生成側を更新する条件を設定し,さらに候補間の違いを明確化する学習の有無を操作した。評価には,記号的一致と表象的一致を用いた。その結果,言語生成側を更新し弁別を導入した条件では記号的一致が大きく向上する一方,表象的一致は低下した。対
して知覚側を更新した条件では表象的一致が維持されやすかった。以上より,共通基盤の評価には単一指標ではなく,多層的指標の併用が必要である。