講演情報

[O2-02-A]解決志向アプローチに基づく傾聴エージェントを用いた心理療法:年齢と人数の観点からの探索的検討

*下條 志厳1、王 凱1、木内 敬太2、首藤 祐介1、林 勇吾1 (1. 立命館大学、2. 独立行政法人労働者健康安全機構)

キーワード:

解決志向アプローチ、傾聴エージェント、小集団カウンセリング、社会情動的選択理論

高齢者の社会的孤立の深刻化や人手不足を背景に,小集団による心理支援の重要性が高まっている.また,高齢者は,ポジティブな情報に注意を向けやすい傾向がある.そこで,本研究では解決志向アプローチに基づく傾聴エージェントの有用性を,年齢および人数に着目して探索的に検討した.その結果,高齢者では行動の活性化およびエージェントへの印象の向上がみられ,他者が存在する場合に視点取得が促進された.これらの結果は,解決志向アプローチに基づく傾聴エージェントの効果が年齢や人数によって異なる可能性を示唆する.