講演情報

[O3-05]1次元パターンの良さ判断の統合的数理モデルの構築

*久保 大樹1、日髙 昇平1 (1. 北陸先端科学技術大学院大学)

キーワード:

良さ判断(Goodness Judgment)、パターン認知(Pattern cognition)、1次元パターン(One-dimensional patterns)、群論(Group theory)、連続性(Continuity)

「良い」という言葉は多義的であるが,パターンの良さ判断には人々に共通の傾向がみられる.これまで主観的な良さと客観的指標の結び付けが行われてきたが,対応関係の記述に留まり,演繹的な理論の構築には至っていない.本研究は,良さ判断の情報処理の解明に向けた第一歩として,パターンとその対称性がなす構造を圏論により定式化し,理論的土台を構築した.これにより,パターンや対称性などを数学的概念として扱うことが可能になったほか,対称性の高さとそれを満たすパターンの数の間に随伴関係が存在することが明らかになった.