日本保健物理学会第58回研究発表会

大会長挨拶

日本保健物理学会第58回研究発表会の開催にあたって

日本保健物理学会第58回研究発表会

大会長 橋本 周

(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)

日本保健物理学会第58回研究発表会は、2025年12月18日(木)から20日(土)の3日間、茨城県水戸市の水戸市民会館で開催いたします。単独開催は第53回大会以来、対面による単独開催は第51回札幌大会以来、水戸での開催は、実に2011年の第44回大会以来となります。第44回大会は、東日本大震災により約4か月延期して開催された日本保健物理学会創設50周年記念大会でした。震災の記憶も新しい中、お互いの無事を分かち合いながら、記念大会として盛況に開催されたことを記憶しております。

その際に被災し、新たに建造された水戸市民会館で、研究発表会を開催できることは、喜ばしい限りです。水戸市民会館は、木材をふんだんに使った、少しレトロな風合いも持つ美しい建物です。水戸市街の中心地で、水戸芸術館、水戸京成百貨店とともにMitoriOという愛称で、文化施設と商業施設が融合した賑わいの場となっております。偕楽園や講道館、水戸城、旧茨城県庁などの見所へのアクセスも便利です。飲食街も近く、茨城の味覚も存分に楽しんでください。

本大会は、令和初の対面単独開催ということで、保健物理学に関するさまざまな課題について、腰を据えて議論する良い機会とすることを目指しております。国内外から多くの参加を見込んでおり、活発な議論が展開されることを期待しています。

皆さま、奮ってご参加いただくようお願いいたします。