大会長挨拶
第47回日本内観学会大会開催にあたって
第47回日本内観学会大会 大会テーマ:「療法としての内観を問う」
大会長 河本 泰信 (よしの病院 院長) |
第47回内観学会は、よしの病院と聖マリアンナ医科大学神経精神科学教室との共催で、町田市で開催させていただくこととなりました。両団体とも、対象疾患の相違はあるものの、精神療法的関与を重視した臨床実践を行っている医療機関です。それゆえ、精神療法/心理療法としての内観療法の意義を再検討することをメインテーマとしました。そして、認知行動療法、マインドフルネスおよび森田療法、更に精神病理学(異常心理学)における第一人者の先生方によるご講演やシンポジウムを企画しました。
ただ精神療法/心理療法の発展深化には理論と実践の両輪が必要です。したがって、参加者の方々による症例(事例)や内観体験の報告が必須です。参加と同時に演題登録もお願いいたします。 内観療法のエッセンスが実感できる大会にしてゆきたいと思います。