実行委員長挨拶
日本分析化学会第75年会開催ご挨拶

日本分析化学会第75年会
実行委員長 壹岐 伸彦
東北大学大学院環境科学研究科
本年の日本分析化学会第75年会は,9月15日(火)~17日(木)の3日間,みちのく仙台の東北大学・青葉山新キャンパスで開催することとなりました.皆様にご参加いただけることを心より願っております.
年会は三四半世紀の歴史を重ねてきた学術集会です.第100年会も見えてきたこのタイミングを記念した若手シンポジウムを企画いたしました.さらに,キャンパス内で稼働しているQSTの次世代放射光施設「NanoTerasu(ナノテラス)」にちなんだシンポジウムや,東北地区の強みとしている分析試薬,核酸化学,バイオイメージングに関するシンポジウムも予定しております.また,NanoTerasuの見学会も実施いたします.皆様との活発なディスカッションや交流を通じて,新しい研究のつながりが生まれることを期待しております.
会場となる青葉山新キャンパスは,その名の通り新しいキャンパスであり,最新鋭の施設が整っています.一方で,青葉山は天然記念物に指定されるほど自然環境が豊かで,野生生物も息づいています.会場に隣接する東北大学植物園にもぜひ足を運んでみてください.
この植物園がある場所は,かつての仙台城址背後の「御裏林」にあたります.慶長5年(1600年),この地を領有した伊達政宗が青葉山に築城する際,地名を「千代」から「仙台(仙臺)」へと改めました.いつか終わりが来る「千代」ではなく,仙人が住む理想郷である「仙臺」と名付けることで,この地が永遠に繁栄するようにという政宗の熱い願いが込められています.
学会での議論の後は,みちのくの豊かな食と文化をお楽しみください.三陸の恵みである旬の鮮魚をはじめとした海の幸,宮城の山菜や野菜を使った板前料理,そして定番の厚切り牛タンの炭火焼きなどが皆様をお待ちしています.また,地元酒蔵が誇る銘酒も豊富に揃っております.
9月16日(水)には,仙台の歴史と文化を伝承する青葉山公園・仙臺緑彩館にて懇親会を開催いたします.少し早めにおいでいただき館内の展示を楽しんだり,すぐそばの仙台市博物館や石垣の修復が成った青葉城をご覧いただいたりするのもお勧めです.
みちのく,仙台,東北大の地にて,皆様と活発な議論と交流ができることを,心より楽しみにしております.
2026年 4月 吉日
