講演情報

[1G5-OS-13c-01]B2Bプラットフォームにおける法人単位LTV予測

〇磯 智大1、筒井 麻雅1 (1. ラクスル株式会社)

キーワード:

マーケティングサイエンス、LTV予測

B2B事業における顧客生涯価値(LTV)予測では,法人内に複数ユーザーが所属するため,個人単位で構築されたBTYDモデルの適用方法が課題となる.本研究の目的は,BTYDモデル(BG/NBD・Gamma-Gamma)による法人LTV予測において,個人粒度で予測し法人に集約するアプローチAと,法人粒度で直接予測するアプローチBの精度を比較し,B2B事業におけるBTYDモデルの適用可能性を明らかにすることである.印刷ECプラットフォームの購買データを用い,初回購買から6ヶ月間の観測データをもとに24ヶ月間の累積売上を予測した結果,両アプローチとも予測LTVと実績LTVのSpearman順位相関約0.87を達成し,B2B非契約型事業でもBTYDモデルが実用的なランク精度を持つことを確認した.複数ユーザーが所属する法人においても,両アプローチの精度差は軽微であった(MAE比率B/A=1.029,RMSLE比率B/A=0.991).また,lifetimesライブラリがリピート購買のない顧客(freq=0)に対しBG/NBDの予測値を返せない問題に対し,原論文の式を直接実装することで解決した.

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