講演情報

[1Yin-B-47]英語読解問題における学習者シミュレーション手法の検討

〇ハン サンジュン1、梶原 智之2、内田 諭3、荒瀬 由紀1 (1. 東京科学大学、2. 愛媛大学、3. 九州大学)

キーワード:

言語学習支援、学習者シミュレーション、英語読解問題、CEFR、大規模言語モデル

多肢選択式の英語読解問題は,英語学習者の習熟度を把握するために広く使われている.しかし,学習者の習熟度を反映できるような選択肢を生成するのは難しく,多くの場合教員の経験に依存する.そこで本研究では,新たに生成した問題に対する学習者の反応を分析する方法として,大規模言語モデル(LLM)を用いて学習者の回答をシミュレーションする手法を提案する.具体的には,CEFRレベルごとの学習者の回答分布を用いてLLMをファインチューニングし,各CEFRレベルにおける各選択肢の選択確率分布を再現することを目指す.実験の結果,提案手法はファインチューニング無しのLLMより,学習者の回答傾向をより正確に再現できることを確認した.