講演情報
[2G5-OS-47b-04]人ロボット協働におけるEnd-to-End模倣学習のためのデータデザイン
〇深沢 建人1,2、吉村 優汰3,2、中條 亨一2、尾形 哲也3,2、堂前 幸康2、山野辺 夏樹2,1 (1. 東京農工大学、2. 産業技術総合研究所、3. 早稲田大学)
キーワード:
人ロボット協働、模倣学習、基盤モデル、学習データ設計
大規模データとモデルでの学習で得られる基盤モデルが,ロボットの汎用性を高めるものとして注目されている.しかし,人ロボット協働においては,人の動作の多様性や安全性の考慮といった特有の課題があり,基盤モデルの構築に向けたデータ設計の知見は十分ではない.加えて,基盤モデルは学習データ量の増加に従い性能が向上することが知られており,人ロボット協働では人由来の多様性を学習データにどう含めるかが重要となる.本研究では,人ロボット協働における基盤モデル構築に向けて,学習データの特性と行動方策の精度の関係性を,End-to-Endの模倣学習を通じて明らかにすることを目的とする.具体的には,タオルを手渡す協働タスクを対象に,データ量による動作精度の変化に加え,人の骨格情報を付与したデータ設計が挙動に与える影響を検証した.さらに,人との協働に不可欠な安全性を獲得させるため,特定の状況でロボットが待機動作を示すようなデータ設計の工夫を行い,安全な動作を実現するための要素を検討した.本検討により,人ロボット協働に適応可能な基盤モデルに必要となる,効果的な学習データ設計の指針を提示する.
