講演情報
[2H6-OS-2c-03]本邦中古Androidスマートフォン市場における価格形成に対する機種ブランドと為替レートの影響
〇市川 佳彦1、平野 友貴2、居村 裕平2、中條 悠介2、桑本 奈緒2、堤 鴻志郎2、中川 慧3 (1. 株式会社Insight Edge、2. 住友商事株式会社、3. 大阪公立大学)
キーワード:
価格予測、XGBoost、時系列分析、スマートフォン、中古品市場
スマートフォン新品価格は半導体高騰や円安で上昇し、消費者の負担軽減の選択肢として中古市場が拡大している。本研究は中古スマートフォンの価格形成要因を明らかにし、買取企業の価格設定や消費者の意思決定、循環型経済の推進に資することを目的とする。先行研究はサービス形態間の価格差などを扱うが、価格形成に重要な要因である機種ブランドとくにAndroid端末の分析や、スマートフォンの輸入依存度の高い日本市場において重要なドル円為替レートと中古価格の関係の分析は乏しい。そこで本研究は、2018年から2024年にわたる機種ブランド別の月次買取価格データに基づき、日本の中古スマートフォン市場における価格形成要因を分析する。
結果、最も支配的な要因は発売からの経過時間で、AppleはSamsungより減価が緩やかだった。為替の短期変動は価格に直結しない一方、Samsungでは過去3から6か月の為替変動が約3から6か月後の価格に弱い正の相関を持つことが示唆された。さらにXGBoostで経過月数、為替、モデルタイプ等の影響も確認した。
結果、最も支配的な要因は発売からの経過時間で、AppleはSamsungより減価が緩やかだった。為替の短期変動は価格に直結しない一方、Samsungでは過去3から6か月の為替変動が約3から6か月後の価格に弱い正の相関を持つことが示唆された。さらにXGBoostで経過月数、為替、モデルタイプ等の影響も確認した。
