講演情報

[2Yin-B-48]決定的社会選択における架空名義操作不可能性の緩和

〇宮本 翔太1、東藤 大樹1、横尾 真1 (1. 九州大学)

キーワード:

メカニズムデザイン、ゲーム理論、社会選択

架空名義操作のインセンティブ分析は,マルチエージェントシステムでの意思決定における重要な研究課題である.しかし,2つ以上の選択肢が存在する一般的な投票モデルにおいて「架空名義操作不可能性」を満足する決定的なルールは存在しないことが知られている.本研究では,架空名義操作不可能性を2つの観点 (i) 架空名義の最大数 (ii) 自明な戦略的操作 から緩和した性質を導入し,それらを満足する決定的なルールの存在を示す.特に,positional scoring rule と呼ばれる社会選択関数のクラスにおいて,架空名義操作不可能性を緩和した性質を満足する十分条件を示す.