講演情報

[3M2-GS-10u-04]項目反応理論における偏りのあるアンカー集合を用いた等化手法

〇川崎 裕太1、阪部 武暉1、浪越 圭一1、櫻井 祐子1、小山 聡2,3 (1. 名古屋工業大学、2. 名古屋市立大学、3. 理化学研究所 革新知能統合研究センター)

キーワード:

項目反応理論、等化、バイアス補正

本論文は,項目反応理論(IRT)における等化の安定性および妥当性の向上を目的とする.等化では,両集団に共通する項目(アンカー)を用いて尺度を結びつける.しかし,アンカー集合が基礎となる分布の特定の区間から選択される場合,等化精度が低下する可能性がある.この問題に対処するため,本研究では,分布の差異を捉える密度比に基づく重み付け調整に加え,観測数不足に起因する不安定性を緩和する信頼度指標を導入し,等化精度を向上させる手法を提案する.実験結果は,このような状況において提案手法が従来手法よりも高い精度を達成すること,およびその有効性が投手と打者の設定によって異なることを示している.

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン