講演情報
[3N1-GS-8a-03]実会話の雰囲気を伝えるロボット行動生成
〇清戸 奏来1、中澤 篤志1 (1. 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科)
キーワード:
ロボット、会話、大規模言語モデル、韻律制御、ジェスチャ生成
人間の会話における「雰囲気」をHuman-Robot/Agent Interaction(HRI/HAI)において再現することは重要な課題である.本研究では,会話の雰囲気を「観測者が会話全体から受け取る印象」と定義し,これは発話内容,音声韻律,およびジェスチャが統合的に制御されることで形成されると仮定する.この仮説に基づき,人間の漫才対話を対象としたマルチモーダルデータを注釈化し,発話内容に応じて韻律パラメータ,ジェスチャ動作,およびそのタイミングを統合制御する生成スクリプトを設計した.本システムを用いて2台のソーシャルロボットにより対話を再現した.その結果,発話内容とタイミングのみを再現したものと比較して,提案手法は実際の会話の雰囲気をより再現できるとの印象が得られた.本研究は,HRIにおける雰囲気再現のためのマルチモーダル統合制御の有効性を示すものである.
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