講演情報
[4Yin-A-53]程度副詞を含む曖昧な自然言語指示Web UI操作データセットの構築
〇山本 大夢1 (1. 早稲田大学)
キーワード:
曖昧指示理解、曖昧さ、Web UI操作、アライメント
本研究は「少し下にスクロールして」等の程度副詞を含む曖昧指示に対し、Web UI操作量を人間らしく決める問題を扱う。程度副詞は量的な閾値が明示されないため解釈の幅が生じやすく、Web操作エージェントや支援システムにおいて「どの程度操作すべきか」を定量的に推定する枠組みが必要となる。そこで、スクロール・スライド・ページ遷移・地図ズームの4操作について、大学生・大学院生26名×64試行=1664件の操作ログを収集し、副詞ごとの操作量分布を持つデータセットを構築した。さらに、日本語LLM(Llama-3-ELYZA-JP-8B)を操作量生成タスクとしてファインチューニングし、人間分布(IQR)内に入る成功率が学習前の17.5%から学習後の50.0%へ改善することを示した。
