講演情報

[4Yin-A-KA02]研究会優秀賞:「グラフアテンションに基づく微分可能なMaxSAT解法」人工知能基本問題研究会(SIGーFPAI)

〇森山  総太 1,2、井上  克巳2 (1. 総合研究大学院大学、2. 国立情報学研究所)
深層学習を用いて充足可能性判定問題(SAT)などの推論問題を解く試みは、頑健でスケーラブルなAIシステムを開発するために近年注目されている。本研究は、重み付き充足最大化問題(Weighted MaxSAT)を微分可能な形で解く新たなグラフニューラルネットワーク(GNN)を開発することで、このようなニューラル推論技法を発展させることを目指す。具体的には、t-ノルムに基づいたアテンション機構とメッセージパッシング機構を用いて、貪欲的に分散局所探索を行うように設計されたGNNであるSAT-based Graph Attention Network (SGAT)を提案する。本モデルの有効性を示すため、MaxSAT問題を連続空間で解くことができる新たな局所探索ソルバーをSGATに基づいて開発した。(重み付き)MaxSATのベンチマーク問題を対象とした実験では、提案手法が既存のニューラルネットワークを用いたアーキテクチャを大幅に上回る性能を発揮し、連続的手法の中では最も良い性能を発揮することが示された。

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