講演情報

[5F2-GS-10m-03]意識調査データを用いた大規模言語モデルの教師ありファインチューニング

〇野沢 悠哉1、牛久 雅崇1、小西 宏樹1、田中 稔也1、黄 橙白1、熊谷 雄介1 (1. 株式会社博報堂DYホールディングス)

キーワード:

大規模言語モデル、意識調査データ、教師ありファインチューニング

指定したペルソナからLLMを用いて仮想個人を構築する方法は,社会シミュレーションや標本調査代替,半構造化インタビューなど広範な応用がある. 多くの既存研究は,プロンプトのみによって仮想個人を構築しているが,再現精度の低下や,多様性の消失などの限界も知られている. 本研究では,個人ごとのアンケート回答データを用いて,LLMに教師ありファインチューニング(Supervised Fine-Tuning,SFT)を適用し,個人ごとのアンケート回答の予測タスクを解かせることで,より高精度な仮想個人の構築を試みる. 実データを用いた実験の結果,SFTによって学習したモデルは,学習前のモデルや,クローズドなLLMより高い回答予測精度を発揮し,回答分布の予測精度も改善した.更に,学習に用いていない設問に対する予測精度も大きく改善した.

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