講演情報

[16p-A21-12]エミッション顕微鏡を用いたUV-C LEDにおける中長期劣化の観察

〇本田 善央1、古澤 優太1、田中 敦之1、塚本 涼子1、宮崎 敦嗣2、坊山 晋也2、奥野 浩司2、斎藤 義樹2、嶋 紘平3、秩父 重英3、石黒 永孝4、竹内 哲也4、久志本 真希1、天野 浩1 (1.名大未来研、2.豊田合成、3.東北大多元研、4.名城大理工)
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キーワード:

UV-C LED、エミッション顕微鏡、AlGaN

UV-C LEDには、初期の急峻な発光強度の劣化と、中長期のゆっくりした劣化モードが存在する。中長期劣化モードをエミッション顕微鏡により観察した。初期劣化時にはモフォロジーを反映した5 um程度の粒状の発光であったのに対して、中長期の通電後には30 um程度のよりサイズの大きな発光のムラが現れた。量子井戸やn-AlGaNの劣化は顕著でないことから、この劣化モードが、p電極やp-AlGaNの抵抗増大、局所的な閾値変化などを示唆している。

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