講演情報

[16p-A33-10]三電極微小電気化学セルを利用したイオン液体物理リザバーデバイスの情報処理性能の起源解明

〇久保 祐樹1,2、宮本 峻佑3、島 久2、野上 敏材3、内藤 泰久2、秋永 広幸2、鄭 雨萌1、木下 健太郎1 (1.東理大先進工、2.産総研、3.鳥取大工)

キーワード:

物理リザバー、微小電気化学セル、イオン液体

イオン液体/電極界面の電気化学反応を利用した物理リザバーデバイス(IL-PRD)の情報処理性能の起源解明のため、酸化と還元の反応を区別して計測できる三電極微小電気化学セルをPRDとして機械学習性能を評価した。その結果、還元よりも、酸化の電流波形に入力信号の特徴がより明瞭に抽出されていた。二電極のIL-PRDでは一方の電極で常に酸化が生じるため、物理リザバー計算に利用する上で有利であると推察される。

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