講演情報

[16p-B6-11]位相分離ケルビンプローブ法による液体の分極特性の評価

〇(M2)地引 遥人1、鈴木 斗1、大原 正裕1、石井 久夫1,2,3 (1.千葉大融合、2.千葉大先進、3.千葉大MCRC)

キーワード:

電気化学、ケルビンプローブ、ケルビン法、ケルビンプローブフォース顕微鏡

ケルビンプローブ(KP)法で検出される変位電流から、原理的には液体の誘電率を測定することができる。しかし、電極電位を変調しないという他の誘電率測定手法とは異なる特性があることで内部のバルク領域の電界の情報を反映した異なる誘電率を得ることができると考えられる。本研究では、電気二重層の充電や電気化学反応などKP測定の変位電流以外の成分を分離するために電極振動の位相で検出電流を分離する、位相分離KP法を考案した。

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