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[16p-C32-1]Zr基金属ガラスの低圧酸化による表面色制御

〇(M1)平井 太偲1、鷺 拓未1、遠田 義晴1、富樫 望2 (1.弘前大院理工、2.Orbray)
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キーワード:

金属ガラス、熱酸化、表面反射率

Zr基金属ガラス(BMG)はアモルファス構造をもつ合金のひとつで、熱処理を行うことによってZrO2酸化皮膜を形成し、表面色変化や、表面付近の元素組成分布の多層化が生ずる。また、表面色は熱処理時の条件によって黄から青色へと変化する。本研究は、今まで作製できていなかったZr基BMGのコバルトブルー色を発現させるため、酸素ガスの拡散を抑制するように熱処理条件を最適化し、作製した試料の元素組成分析と反射率測定を行い、酸化過程と表面色変化過程について明らかにした。また、Zr金属単体試料の熱処理による変化とも比較・考察した。

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